扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

夫の扶養範囲内で働く主婦の日常を切り取って心赴くまま書いてみます。

楽しい団地生活③ 台風と共に去らない

シングルサイズの掛け布団で家族3人。そろそろ凍死しそう。どうも【huyomaru】です。

 

楽しい団地生活パート③です。

これまでのお話は↓をご覧ください。

楽しい団地生活 ①ヨーグルトのシュプリ、シュプリ - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

楽しい団地生活② 糖分を求めた幼少期 - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

 

昔々のことじゃった…【huyomaru】が産まれた時点で家が団地だった。

 

ただ…それだけのこと。

 

マンションの子はきっと知らないだろう…三輪車の三段活用。↓

 

普通にのる片足だけ乗りキックボードひっくり返してかき氷屋。(ごっこ遊びで人気者)

 

それではお聞きください。

 

楽しい団地生活③台風と共に去らない

 

団地っ子だった【huyomaru】が嬉々として家から飛び出したイベントがコチラ。

 

[昼間に通過する台風の日にスケートを履いて風で何処まで進むか選手権。]

 

台風で学校も休みになり外に出れず、とにかく退屈で暇だったのを覚えています。台風の進路がちょうど住んでいる地域を指しており「台風の目に入る瞬間に立ち会える」とワクワクしながら台風進路図と窓の外を仕切りに確認してました。

 

すると

 

ふと…声がしたんですね…。

 

スケートを履いて外に出たら楽しいんじゃないか…

 

(…ほんと嘘。声なんて聞こえない。聞こえない。huyomaru的、止まらない好奇心。)

 

 

当時は平成であり、ローラースケートからインラインスケートが流行った時期でした。

 

まだまだ本格的な風の強さじゃないが、それなりの風が吹いていた。

近所の子に声をかけ外に出る。もちろん団地の敷地内から出て行かないと言う約束の下。

 

皆んな手にはインラインスケートやローラースケート。

 

1階のロビーから外に出るまで車椅子用の緩やかな坂があるのだが、その坂がまたスケートには持ってこいのテイクオフポイント!

 

気分は上々。風は吹いている…雨も。

 

颯爽と滑り出した!

 

坂を降りるエネルギーで進むのは約7m。

しかし今日は台風のエネルギーで約10m進んだ。

 

最高である。

 

何度も何度も坂から滑っている内に更に風は強くなり木々は揺れ葉っぱが舞い上がり地面に落ちた。

 

そんな中、誰かがバスタオルを広げ、風をうけ、進み出した。

 

【huyomaru達】は、それを進化と呼んだ。

 

今思い返すと正に

 

 

コレ↑。

 

そしていい加減、風が強くなり解散となったわけだが(←団地っ子の危険察知能力だけは高い。)

台風の目に入ると合図をしたかのように、また1階に集まるのである。

 

今みたいに台風の勢力も大きくなかった時代の話である。我が子が同じような事をしたいと言いだしたら…

 

 

うん。

間違いなく全力で止めますね!

 

 

以上、【huyomaru】でした。

 

お粗末でした。