扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

夫の扶養範囲内で働く主婦の日常を切り取って心赴くまま書いてみます。

楽しい団地生活⑤ ハムスターと共に

夜ご飯をチャーハンにした時の罪悪感は3分で消える。

 

どうも【huyomaru】です。

COVID-19のせいでバタバタ×100してブログが滞ってしまいました。しっかりせねば。

 

楽しい団地生活⑤です。今までのお話は↓をお読みください。

 

楽しい団地生活 ①ヨーグルトのシュプリ、シュプリ - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

楽しい団地生活② 糖分を求めた幼少期 - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

楽しい団地生活③ 台風と共に去らない - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

楽しい団地生活④ トンネルのお化け - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

 

 

小学2年から3年の途中までハムスターを飼っていました。今日はそのハムスターとの話…

 

聞いてください。

 

楽しい団地生活⑤ハムスターと共に

 

昔々のことじゃった…【huyomaru】が産まれた時点で家が団地だった。ただそれだけのこと…

 

 

 

 小学2年の頃は遊び相手を捜しに彷徨い、遊ぶ子がいない時は近くのホームセンターに行き、買いもしないのに隅から隅まで見るのが日課になっていた。

 

 ぐるっと一通り回ればホームセンターの一階にあるペットショップで動物を観察するという、まぁ店には凄い迷惑な事をしていた。

買わないのに窓に貼りつくジャリ子。

 

 

 今でこそ【放置子】という言葉があるが【huyomaru】が小さい頃は無かったと記憶している。思い返すと、あの頃の団地の子はだいたい【放置子】だったんではないかと思う。

 

話を戻して、ペットショップでの観察。

 

犬や猫は少なめで小動物のハムスターがとにかく多いお店でした。

ジャンガリアンハムスター、ゴールデンハムスター、キンクマ、ロボロフスキーなど

沢山の種類がありました。

 

飼いたい…っと強く願っても訴えかけても団地の規定で駄目。なんど団地を恨んだことかっ‼︎(←そんなに恨んでない。)

 

しかしふとしたきっかけで【huyomaru】家にもハムスターがやってくるのだ。

 

母とペットショップに行ったとき母が「可愛いね。」と言ったのを聞き流さなかった。

ゴマスリにスリスリをしスリスリをし。

 

そしてベストタイミングでジャンガリアンハムスターの赤ちゃんを譲り受ける事になったのだ。

 

 

ひまわりの種を筆頭に家を揃えていき、家の廊下の一角にハムスター御殿ができた。

 

名前はチッチ。

 

回し車を回す可愛い小さな身体。

ひまわりの種を永遠と頬っぺたに詰め込む可愛い姿。

 

【huyomaru】の母性は既に爆発してます。

 

近くに遊びに行くとき、団地の廊下で遊ぶとき、チッチはいつも横にいた。チッチは寝てた。←だって夜行性。

 

【huyomaru】の脇に抱えられた透明の虫かご。

の中にいるハムスター。

【huyomaru】とハムスターのコンビは団地内で有名になった。

(今なら動物虐待で通報されるんじゃないか…?)

 

お別れは少しずつやってくる。

2年目を過ぎた頃、チッチが歩いてる時に急に止まったり、動きが遅くなりだした。

 

そして運動会の朝、部屋で固まって死んでいるチッチがいた。

 

あぁお迎えがきたのだと理解をしたが「死」というものに触れるのは初めてな日だった。

 

止めたくても流れ出る涙。なんで運動会の日にと子どもながらにツッコミながら泣きました。

 

運動会なのに…演目のよさこいダンスも力が入らず。

 

亡骸はその後、倉庫入れの裏のジメジメっとしたところに埋めた。団地で有名な小動物の墓場である。右を見ればアイスの棒に【〇〇の墓】と縦に書かれた物がチラホラ。圧倒的に金魚が多かった。

 

最近墓場に行くとコンクリートで補整されており、少し切なく感じました。

 

 

今なら走る火葬場(移動火葬車←以前、家の前で焼かれてドン引き。)で焼くのだろうか?

 

最近の子を見ても動物と言えば犬か猫、、ハムスターを片手に遊ぶ子は、まぁいない。いたら動物虐待であろう。

 

2年と少し生きたハムスターは大往生。

 

ハムスターを特集する番組は最近無いが、とっとこハム太郎の主題歌が流れるとチッチの可愛い姿が目に浮かぶのであった。

 

 

以上huyomaruでした。

 

 

COVID-19のせいで…学校も仕事も休みになり、毎日白眼です。世の中の母は強し。