楽しい団地生活⑥ 団地っ子100マス計算をマスターする
修繕中のマンションの足場を見ながら下から上まで想像で登る。
どうも【huyomaru】です。
足場屋さんって稼げるって聞いたけど本当かな…。
団地生活ブログ、早くも6話になりました。思い返すと沢山ありすぎて字に起こすのも苦労します!
今日は
楽しい団地生活④ トンネルのお化け - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ
でもお知らせしていた100マス計算の話です。
それでは、お聞きください。
楽しい団地生活⑥団地っ子100マス計算をマスターする。
昔々のことじゃった…【huyomaru】が産まれた時点で家が団地だった。ただそれだけのこと…
団地の子の学力は驚くことに結構いいのだ。
勉強をしてるわけじゃなく、親からの『高校は死んでも公立!』と言う言葉を幼き頃から聞かされるからだ。
そんなこんなで今日はお勉強のお話…
小学生の時、SFやイソップやグリム童話が好きで図書室の本を片っ端から読んでいった速読の天才と呼ばれていた【huyomaru】だが、今考えると…
…
うん…文字読んでないわ。(΄◉◞౪◟◉`)
でもペラペラめくると物語が分かってしまう感覚的な子どもだったんでしょう。
しかし、この感覚的な癖が悪となり興味が無い文章は読まない子になってしまったのだ。
(今でこそ小学生の宿題に音読あるが当時は黙読を推してた気がする。音読は大事です!文字を一つずつ追えるって素晴らしい!!)
文章が苦手であっても国語につまずく事もなく無難にやり過ごしました。
問題は…
↓
算数です。(ドヤっ
今でも震える…100マス計算を見ると…。
(100マス計算とは縦の数字列と横の数字列がそれぞれ交わる所に足し算やら引き算の答えを記入していく計算トレーニングです。)
恥ずかしながら100マス計算を理解したのが小学2年の時です。
授業で取り入れていたのは1年生の頃からになります。算数の授業で、書ききれなかったマスがそのまま宿題になるのですが…
【huyomaru】には単純な計算ができても100マス計算の仕組みが理解できなかったのだ。
きっと先生は何度も説明していただろう。しかし【huyomaru】は分からない事を分かりませんと言えない子どもでした。
question
さぁそんな幼いhuyomaru…どうして乗り越えたのか?
answer
隣のK君のプリントをバレバレのカンニングをする。
今でも夢に出てくる首を伸ばしバレバレのカンニングです。
K君が書いたらhuyomaruも書き、K君が消したらhuyomaruも消し、K君がこっち見たら、huyomaruは向こうを向く。
K君も呆れていたことでしょう。優しいK君黙って見せてくれます。[←神。]
しかし、周りの子が『huyomaruちゃん、覗いたらダメなんだよ〜』とか言ってきました。[←言うやつだいたい女子。]
『覗いてないし!首回してただけだし!(←意味不明。)』とか何とか言いながら毎日やり過ごしていました。
因みにK君も団地っ子でしたが地元で有名な神童と呼ばれていました。
2年生になったある日。
100マス計算の宿題を家に持ち帰ったhuyomaruは頭を抱えて、どうしようと考えていました。
見かねた母が宿題のプリントを見せなさいと声をかけてきましたが【こんなに考えても解けないんだから、お母さんにも分かるわけがない‼︎】と思いこみ『お母さんなんか絶対分かりっこない!』と泣きながらプリントを渡しました。
秒で解かれました。
(そらそうだ。)
この時、大人って凄!と感じた一瞬です。
母から丁寧に100マス計算の解き方を教わり、稲妻に撃たれたような衝撃で楽しく解いたのを覚えています。
しかし理解した頃には100マス計算を宿題になる事が少なく…そのまま怒涛のかけ算の波に飲まれる【huyomaru】であった…。
ええ、もちろん7の段で詰まるのである。
K君の優しさに助けられた1年生。最近、ふいに入ったセレクトショップで再開し鳥肌が経ちました。カンニングの事は未だに謝れていません…。
以上huyomaruでした。
お粗末でした