扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

夫の扶養範囲内で働く主婦の日常を切り取って心赴くまま書いてみます。

楽しい団地生活⑦〜人生を豊かにするゴーフル

お尻が痛くて痛くて、きっと癌だと思って受診したら結局、「痔」だった時の喜び万歳。

 

どうも【huyomaru】です。

 

どこか痛くて受診する時、不安ですよね。

そんな時、私が出会った歌がコチラ↓

 

Never Google Your Symptoms (Unplugged Afk Remix)

Never Google Your Symptoms (Unplugged Afk Remix)

  • Henrik Widegren
  • ポップ
  • ¥204

絶対症状をぐぐるな。

YouTubeがおすすめです↓

Henrik Widegren - Never Google Your Symptoms - YouTube

 

最高ですね。

鼻水 症状 で検索すると髄液もれ。ww

検索魔の私には心の安定剤でごさいマス。

 

 

さて楽しい団地生活⑦

 

 

昔々のことじゃった…【huyomaru】が産まれた時点で家が団地だった。

 

ただそれだけのこと…。

 

今までの団地生活はコチラ↓

 

楽しい団地生活 ①ヨーグルトのシュプリ、シュプリ - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

楽しい団地生活② 糖分を求めた幼少期 - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

楽しい団地生活③ 台風と共に去らない - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

楽しい団地生活④ トンネルのお化け - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

楽しい団地生活⑤ ハムスターと共に - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

楽しい団地生活⑥ 団地っ子100マス計算をマスターする - 扶養範囲内の主婦は空を飛ぶ

 

人生を豊かにするゴーフル

 

ゴーフルと言うものをご存知だろうか?

 

薄いパリパリの、ほんわり甘いパリパリに、白やら茶色やらピンクのクリームが薄く挟まっている、薄い丸いお菓子。

食べたら口の端っこからカスがポロロってこぼれ落ちるアレ。コレ↓

 

 

『こちら神戸風月堂の銘菓でござます。』

 

『皆のもの、ひれ伏すのじゃ!!!!!』

 

ってぐらい、我が家では高級なお菓子だった。

って言うか、貰いもん?

っえ?そうだよね。

お中元だよね?

え?わざわざ買うもの?

ゴーフルっぽいのもスーパーにあるけど↓

基本的にゴーフルは神棚にあげて次の日食べる感じだよね。

 

そんなゴーフル…初めて食べた時を覚えていますか?私はハッキリと脳みそのシワに刻みこまれるように覚えております。

 

時を30年前に戻そう。

 

暇を持て余す、ちびっ子が1人またウロウロしているではないか。

毎週〇曜日は皆んな習い事で捕まらない。

そんな【huyomaru】が住む団地から近くのハイカラマンションの友だち家にピンポンすることにした。

マンションの友だちはハードルが高い

『ごめんなさいね〜今日は〇〇ちゃんご用事で遊べないの』の返答しか帰ってこない。

 

(マンションの子は用事が沢山あって大変だな。)

 

今なら分かる。

片手にハムスターの入ったカゴを持った日焼けで真っ黒女子がピンポンされると、とりあえず用事をつくりたくもなるだろう。

ヒエラルキーの下部組織。それが30年前の団地っ子なのだ。

 

そんな下部組織に属する真っ暗女子。

マンションの同い年の友だちがご用事のためマンション内をウロウロ…

他にも年下の女の子がマンションに住んでいることも知っていたが、肌が透けるほど透明な色白で、いつもふわふわの素敵なワンピースを着ている物静か女子をなんとなく避けていたのだ。

 

でも何故かその日はピンポンを押したのだ。

 

案の定『〇〇子、喘息が出てて遊べないの。ごめんなさいね。』も優しい御ママ。

ママンも色白で消えそうである。

ママンの横から顔を出す物静か女子。

喘息ってなんや?と感じながら扉を閉めようとした時…

『せっかく来てくれた御礼でコレ食べてね。』と…渡されたのは…

 

ゴーフル‼︎ (5枚入り

 

なんじゃこりゃ?

 

スナック菓子の方が良かったなぁ〜とか内心思いながら、スキップで帰っていく黒子でした。

 

ギュッと持つと壊れそうな雰囲気は感じとり大事に持って、帰宅。

母親なんぞに貰ったと言った時には…きっと怒るだろうな…と謎の秘密を貫き、こっそりと…

 

 

じっしょく!

 

 

 

なんじょっこの甘さは!!!!!

パリッとの後に甘いクリームがふんわりと広がる口当たり。バニラの香りが鼻に抜け、初めて食べる軽い食感と上品な甘さ。

 

私は暫し放心し、ゴーフルの世界に浸ったのである。

もちろん誰にもあげることもなく1人で食べ、ゴミの後始末もバレないように始末したのを覚えています。

 

(色白の子は毎日こんな良いものを食べているなんて…さぞお嬢様に違いない。いや…お姫様なのではないか?)

 

小さいながらゴーフルの存在と色白女子の背景を思いながら、こう思うのである。

 

 

 

またゴーフル貰いにいこ。

 

 

 

 

以上、お粗末様でした。

【huyomaru】でした。